外苑前のいちょう並木の人だかりは、インバウンドの人であふれかえっていました。、

大学時代の仲良しと毎年のように来て、これが終わると冬到来ーというイメージでしたが、今はだいぶ暖かくなりました。

そしてもう1つ大きく昔と違うのは、当たり前ですがスマホの存在。特に若い女性が「映え」を求めて撮影をしています。私にはこれが”一所懸命”撮影をしていると感じてしまいました。自然の姿というよりは、どうキレイに見せるか、どうすれば美しく映るか。。。

いつでもどこでも見返せるスマホは本当に便利。もちろん私自身も使ってます。ですが、30年以上前目に焼き付けたあの黄金に輝くいちょう並木は、どのピクセルにも及ばないほど鮮明に覚えています。当時はやっていた服装や着ていた自分の服、友達の表情まで覚えています。

そこにある風景はほぼ変わらないのに、それを見る人の動向は大きく変わりました。おもしろい。

もちろん国立競技場もあの頃とは大きく変わり、洗練された都会的な場所になっています。事実、ランボルギーニの車列が停まっていました。

三高の応援に通った神宮の第2球場はなくなり、秩父宮ラグビー場も新しくなります。旧国立には、高校時代まだ体育の日が10月10日だった時、毎年行われる「体力測定」のお手伝いをしに行きました。当時の海部首相の握力を計測したような記憶がよみがえります。

新国立では無観客の東京2020から始まり、世界陸上や先日のラグビー人本代表戦と、人も街も変わるものと変わらないものが融合して歴史を作っていくのでしょう。そして確実に年は取る・・・・・・